メールマガジン Vol.9 歯科治療と献血の関係について
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早速ですが皆様は献血をしたことがありますか?
輸血を必要とする方の命を救うお手伝いができるって素敵ですよね。
ですが実は出血を伴う歯科治療後の3日間は献血をすることができないのです。
出血を伴う治療として代表的なものは歯を抜く治療ですが
そのほかにもインプラントの手術・歯ぐきの中の歯石をとるお掃除などを行った後も
献血はできません。なぜでしょうか?
治療により歯ぐきや粘膜が傷つくと
口の中にいる常在菌が血液中に侵入してしまいます。
これを「菌血症」と言います。
治療をしていた患者様は免疫力があるため
その常在菌による影響はあまりありませんが
輸血をされる方は免疫力が落ちてしまっているため
侵入した常在菌が体内で悪さをしてしまいます。
そのため 出血を伴う歯科治療の後には献血ができないのです。
歯周病の方も注意です。
歯ブラシの際などに出血していると
そこから菌血症になっている可能性が大いにあります。
歯周病の方は菌血症のリスクが大きい上に
それによる新たな疾患の起こるリスクもとても大きいのです。
歯周病はお口の中だけではなく身体に与える影響はたくさんありますね。
これらを防ぐために大切なことはやはり定期的なお掃除です。
お掃除をすると歯周病の予防・進行を防ぐことができます。
また以前ご紹介している歯周病菌の検査も定期的に行うとなお安心です。
ぜひ歯科衛生士と一緒に歯周病からお体を守っていきましょう!
ご拝読ありがとうございました。
輸血を必要とする方の命を救うお手伝いができるって素敵ですよね。
ですが実は出血を伴う歯科治療後の3日間は献血をすることができないのです。
出血を伴う治療として代表的なものは歯を抜く治療ですが
そのほかにもインプラントの手術・歯ぐきの中の歯石をとるお掃除などを行った後も
献血はできません。なぜでしょうか?
治療により歯ぐきや粘膜が傷つくと
口の中にいる常在菌が血液中に侵入してしまいます。
これを「菌血症」と言います。
治療をしていた患者様は免疫力があるため
その常在菌による影響はあまりありませんが
輸血をされる方は免疫力が落ちてしまっているため
侵入した常在菌が体内で悪さをしてしまいます。
そのため 出血を伴う歯科治療の後には献血ができないのです。
歯周病の方も注意です。
歯ブラシの際などに出血していると
そこから菌血症になっている可能性が大いにあります。
歯周病の方は菌血症のリスクが大きい上に
それによる新たな疾患の起こるリスクもとても大きいのです。
歯周病はお口の中だけではなく身体に与える影響はたくさんありますね。
これらを防ぐために大切なことはやはり定期的なお掃除です。
お掃除をすると歯周病の予防・進行を防ぐことができます。
また以前ご紹介している歯周病菌の検査も定期的に行うとなお安心です。
ぜひ歯科衛生士と一緒に歯周病からお体を守っていきましょう!
ご拝読ありがとうございました。