舌を鏡の前でべーっと出してみてください。舌に汚れや歯型がついていませんか?汚れや歯型のついていた方は、舌の位置が通常より下がってしまう低位舌の可能性があります。
低位舌はドライマウスや睡眠時無呼吸症候群の原因の一つと言われており、子供の頃からの癖や加齢にともなう筋力の低下によって引き起こされます。
食べ物や飲み物を飲み込む時に、ベロは上あごにくっついていませんか?実は、この場所が正しい舌の位置なのです。普段から舌を上顎につけるように意識すると、筋肉に誘導されて正しい姿勢や呼吸が自然とできるようになります。
先に述べた通り、低位舌は口の周りの筋肉が衰えているサインでもあります。筋力の衰えは放置するとさまざまな病気につながります。近年の調査により、死亡や要介護のリスクが2倍以上になることもわかってきています。
最近、食事のときにむせるようになった、硬い物が食べにくくなった、などの自覚症状のある方は要注意です。このまま筋力低下が進めば、低栄養や誤えん性肺炎、認知症など、さまざまな全身の病気を引き起こす恐れがあります。
当院ではSTAP装置という特殊な装置で、下がってしまった舌の位置を正しい位置に誘導していきます。たかが舌と思われるかもしれませんが、全身の健康につながる大切な器官です。
無呼吸やドライマウス、舌の汚れなどの症状をお持ちの方は一度相談にいらしてみませんか?