バクテリアセラピー

バクテリアセラピーについて

人の体には約500種500兆個以上、重さに換算すると約2kgにもなる膨大な量と種類の菌が生息しています。
この菌は人に有益な働きをする「善玉菌」、病気や健康トラブルの原因になる「悪玉菌」、普段はどちらでもないけど優勢な菌に合わせて似たような働きをするようになる「日和見菌」の大きく3つに分けることができます。
人体では24時間365日、この「善玉菌」と「悪玉菌」の戦いが続けられており、どちらが優勢かでその人(宿主)の健康状態が左右されていることが分かり始めてきました。

「バクテリアセラピー」(学術名:Bacterio-therapy)は、日本語で言えば「細菌療法」。
善玉菌を利用して体内に常在する菌の質やバランスを改善することで、疾病の予防や治療に役立てる先進医療技術で、スウェーデンのバイオガイア社によって臨床実用化が進められている先進医療技術です。

バクテリアセラピーに有効なロイテリ菌

ロイテリ菌は乳酸菌の一種で、母乳から発見されています。
スウェーデンでは20年以上研究が続けられており、数ある乳酸菌のなかでも臨床実験の実績数が圧倒的に多い菌なのです。

善玉菌を増やして体の中の菌のバランスを取り、免疫システムを整えます。
元々ヒトの体の中に存在する菌のため、赤ちゃんや高齢者、妊婦さんも安心して摂ることができます。

摂取することで体の中の悪玉菌を抑制し、善玉菌を活性化することから菌のバランスが整い、口の中の善玉菌が増えて歯周病や歯周炎、そこから発生する口臭を抑えることができると言われています。